2008.04.30

吉村昭の『星と葬礼』を買った

氏が残してくれた膨大な小説の中で私が最も好むのは、いわゆる私小説と呼ばれる作品群だ。
とりわけ白眉は、実弟の死を看取る過程を描いた『冷い夏、熱い夏』であった。

今日買った『星と葬礼』は私小説ではないが、「少女架刑」や「星への旅」などの少年少女ものに連なる初期の短篇集であり、読むのがとても愉しみである。
080430_2119~0001

※本の上に載っているのは、自販機で買った最後の煙草。
 何の記念にもならないが、何となく載せてみたくなった。


Posted at 22:57 | 読書 | COM(2) |
2008.04.30

アドレス帳

携帯のアドレス帳に偽名で登録しているものが2つある。

私は友人が少ない。ひょっとしたら1人もいない。
小学校時代の友達とはとっくの昔に(たぶん卒業と同時に)縁が切れているし、中学時代も高校時代も、その時々で親しく付き合っていた仲間はそれなりにいたが、今でも連絡を取り合うような仲の友人はいない。
かろうじて大学時代の旧友とは今も細々と繋がっているが、せいぜい2〜3人のことで、それも年賀状のやり取りをするのが関の山だ。

友人関係の縁が薄いことは家人も承知しているし、仕事関係においても交際範囲が極めて狭い私のような男は、いざ偽名で登録しようとした途端、はたと困ることになる。
架空の人物を捏造すればよさそうなものだが、根が小心者だからだろうか、自分との関係を説明しなければならぬ状況を想像したとき、その人物に関する情報や背景に信憑性を持たせることはまず不可能であり、できるだけ具体的な顔の見える人物名を登録しておきたいと思う。


Posted at 22:50 | 雑記 | COM(0) |
2008.04.29

購入本、買えばよかった本、気になる雑誌

ため息の時間 (新潮文庫)ため息の時間 (新潮文庫)
(2004/06)
唯川 恵

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性懲りもなく惹かれあってしまう、恋をせずにいられない男と女のための恋愛小説、か。
懲りないから男だし、懲りないから女。

で、こちらは買えば良かったと後悔している本。
星と葬礼 (文春文庫)星と葬礼 (文春文庫)
(1992/05)
吉村 昭

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明日にでも買っておこう。

こちらは特集記事「海外の長篇小説ベスト100」が気になっている。
考える人 2008年 05月号 [雑誌]考える人 2008年 05月号 [雑誌]
(2008/04/04)
不明

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マルケスやドストエフスキーやトルストイもいいが、轍はカフカを徹底的に推す。


Posted at 22:39 | 読書 | COM(0) |
2008.04.29

び、びっくりした

いや、ただの独り言。


Posted at 22:31 | 雑記 | COM(0) |
2008.04.29

家造り

7回目の打合せを行った。
7回目にしてようやく最終的な間取りが見えた気がした。
土間をあと少し広げれば申し分なしだろう。
だったら広げればいいと思うが、「大きくするのは簡単」という建築士さんの台詞はけだし名言で、限られた予算と空間の中でなけなしの知恵とイメージを最大限に膨らませるのが私にとっての家造りである。

と言い切りながら、土間の幅をあと45センチだけ広げたいなと、未練たらたら。


Posted at 22:11 | 雑記 | COM(0) |
2008.04.28

有名人気分?(苦笑)

先日社員研修会で講師をして以来、老若男女や部署を問わず、色々な方から声を掛けて頂くようになった。
それはとてもありがたいことだと思うが、直接は知らぬ方から会社の外で不意に声を掛けられるのは正直まいる。

いよいよもって怪しげな場所には近寄れなくなってしまった。
まして女性と歩くなど。


Posted at 22:42 | 仕事 | COM(0) |
2008.04.28

ダケカンバ

この言葉にここ数日引っ掛かっていた。
ダケカンバ。何だろう。不思議な語感。
何かの名前に違いないが、私の生活領域内にそれらしいモノは見当たらぬ。
どこで目にしたのか。耳に入ったのか。
テレビ、新聞、インターネット・・・。

調べてみたら、樹木の一種だということが分かった。


Posted at 22:34 | 雑記 | COM(0) |
2008.04.27

水汲み

帰宅したら、蟹とムツゴロウを飼っているバケツと水槽の水が随分減っていた。
旅の疲れはあったが、明日でもいいだろうと高をくくってしくじった経験は数知れない。
乾物の入っていたプラスチックケースとスコップと小さなカップをラレーの前カゴに入れ、有明海へ向かった。

有明海は干満の差が大きい海だ。
私が出掛けた時間帯は潮が引いており、行けども行けども水際まで近寄れる干潟が見つからなかった。
小雨が降り始めた頃、ようやく水を汲める足場を見つけ、恐る恐る降りて行った。
今ここで足を滑らせたらきっと死ぬ。
そんなことを思いながら、小さなカップで何度も何度も水を掬い続けた。

PA0_0000 ラレーで有明海の水を求めて



Posted at 23:08 | 雑記 | COM(0) |
2008.04.27

鹿児島は暑かった

昨日今日と、鹿児島で遊んできた。
鹿児島に行くことももちろん楽しみだったが、子どもたち、とりわけ息子にとっては、特急電車や新幹線に乗ることが目的とも言えた。
九州新幹線「つばめ」の座席は木製で、ご覧の通り、ゆったりと落ち着いた雰囲気が漂っていた。
PA0_0003つばめの座席

初日は「いおワールド:かごしま水族館」でたっぷり遊んだ。
ここの人気者はジンベエザメやイルカなのだろうが、私が最も気に入ったのはピラルクーだった。
PA0_0043ピラルクー
悠然と泳ぐさまを眺めていたら、遠い古代のしんとした時空に迷い込んだ気がした。

二日目はフェリーで桜島へ渡り、南国の強い日差しを浴びながら島内をのんびり散策した。
巨大な恐竜と出くわし魂消たが、島では当たり前の光景なのだろう、特に話題にもなっていなかった。
PA0_0014恐竜

PA0_0004桜島

子どもたちや妻はお土産を随分たくさん買い込んでいたが、私は、宿の食事と思い出だけで満腹になった。


Posted at 22:30 | 雑記 | COM(2) |
2008.04.25

売り家

鮮やかなベージュ色の壁に覆われた、凝った造りの家が売りに出されていた。
自由設計の妙味を存分に体現した家であることが一目で分かる。

売りに出されるようになった経緯など知る由もないが、かつてそこで暮らした人々が、ここではない何処かで、今も温かい食卓を囲んでおられることを願った。


Posted at 23:56 | 雑記 | COM(2) |
2008.04.24

前輪のままに

この2週間、会社帰りに父の入院する病院に立ち寄るのが習慣となっていた。
父が無事に退院し、一昨日から普通に帰るようになったが、走っていて違和感を覚え、それは病院に行かないからだと思い当たった。
違う。
父の顔を見ないからだと思い直した。

いつもと違う道を帰ろうと思うことがある。
あの角を右に曲がったらどこに出るだろう。
ここを左に折れたらどんな町があるだろう。
そう思って違う道を選んで走るが、どうしたものか、決まって同じ団地に辿り着いてしまう。正確に言えば団地内の公園。
夕方遅い時間だから、子どもたちの姿は見られない。
昼間そこで遊び回っていたはずの子どもたちの影が、さすがに呆れたように、
「おじさん、また迷い込んだね」と笑いかけてくるようになった。
前輪が「なあ、もう行こうや」と首を捩じった。


Posted at 23:08 | 自転車 | COM(0) |
2008.04.24

花の悲鳴、「傘のようなもの」

今日のニュースで、歩道沿いのプランターに咲いた花々を傘の先で薙ぎ払って歩く背広姿の男が映し出された。
一見するに私と変わらぬ年恰好の、ごく普通のサラリーマンだった。
何が彼をそうさせたのかは解らないが、傘を振り回す姿はあまりに寒々しく、首を刎ねられた花の悲鳴が聞こえてくるようだった。

アナウンサーが淡々と読み上げる紋切り型の原稿にも鼻白んだ。
男が振り回していたものは間違いなく傘だった。
誰がどう見ても傘で、決して「傘のようなもの」ではなかった。
清水義範の小説に「バールのようなもの」という短篇がある。
強盗事件を報じるニュースで頻繁に使われる「バールのようなもの」という言い回しに疑問を感じた主人公がバール「のようなもの」を探求していく物語で、大いに笑ったし納得した。
バールをバールと呼ばす、傘を傘と呼ばないのは、婉曲表現を好む日本人の言語感覚がもたらした文化なのかも知れないが、「傘のようなもの」で傘以外のものがあるなら1つくらい例を挙げてみろ、と言いたくなった。


Posted at 22:15 | 雑記 | COM(0) |
2008.04.23

ブログの向こうのブログ、あの方この方

お気に入りのブログにリンクされたブログや、そこにコメントを寄せられる方々のブログは読み応えのあるものが多く、たぐって行くのが楽しい。
コメントを残したくなることもたびたびだが、「はじめまして。○○さんのブログから飛んで来ました」などとお決まりのフレーズを書き込むのが妙に気恥ずかしく、こっそり読ませて頂いているブログが2つ3つ。

ブログと言えば、「禿げゆくままに」をやっていたとき、印象的なコメントを書いて下さる方がいた。
今、あの方のコメントがとても懐かしく思い出される。
「妻がブログを始めました」と、奥さまのブログを教えて頂いたことがあったので、そちらに伺えばご主人のことをお聞きできるに違いないのだが、それはそれで何かが違うと感じている。

もう1つ。
昨日、とても懐かしい方がブログを再開されていたのを知った。
1時代を共有したブロガーさんで、思わずコメントしたくなったが、控えた。
お元気そうで何より。ご無事で何より。
そう心の中で呟いた。


Posted at 23:00 | ブログ | COM(2) |
2008.04.22

チラリズム

中島みゆきは美人だ。

相変わらず「み・ゆ・き・ラブ」状態が続いている。
(書いていてこっ恥ずかしくなった)
音楽そのものが愉しみなのは当然として、歌詞カードにほんの数葉挿し込まれた写真をうっとり気分で眺めるのが密かな喜びになっている。
チラリズム(と写真編集術?)の魔手にまんまとしてやられているのかも知れないが、それはそれでよかろう。

今日買ったのはこれ。
中島みゆき中島みゆき
(2001/05/23)
中島みゆき

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Posted at 22:53 | 音楽 | COM(0) |
2008.04.22

名探偵シリーズ

以前紹介した名探偵シリーズが子どもたちに頗る好評である。
本を読むことはいいことだと単純に信じる親は、またぞろ買い与えてしまった。

いつのまにか名探偵いつのまにか名探偵
(1994/06)
中川 大輔、杉山 亮 他

商品詳細を見る
まってました名探偵まってました名探偵
(2000/12)
中川 大輔、杉山 亮 他

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Posted at 22:44 | 雑記 | COM(4) |
2008.04.22

家庭訪問

今日は家庭訪問の日だった。
これは昨日のうちに妻が張り替えた障子である。
最初は全体を張り替えていたらしいが(左側)、徐々に気合が萎み、最後はパッチワークに至ったそうだ(右側、丸いところ)。
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涙ぐましい努力だと、何一つ手伝わなかった夫はつくづく感心している。


Posted at 22:32 | 雑記 | COM(0) |
2008.04.22

社員研修会、無事終了

全社員を集めた社員研修会で講師を務めた。
人前でしゃべるのは苦手だと言いながら、その実、やらせてみたらやけに上手い人がいるが、ああいうのは嫌いだ。謙遜は、フリでするものではない。*1

誰だって数百人を前にすれば緊張する。当然だ。*2
その緊張感がいい結果を生むし、大失敗に終わることもある。
今日は幸いにも前者であった。

説明を終え、パワーポイント画面を閉じようとしたらマウスを操作する指先が小さく震え、画面右上の×印に矢印を合わせることができず焦った。

*1.尊大なヤツはもっと嫌い。
*2.ミュージシャンや役者がクスリに溺れるのもわかる気がするのは、講師席でスタンバイしているとき。


Posted at 22:30 | 仕事 | COM(0) |
2008.04.21

クワちゃん、始動

飼っているオオクワガタのメスが動き始めた。
数週間前、餌を食べた形跡に気付き、いつか元気な姿を見てやろうと思っていた。
夕食後そっと土間のケースを覗き見たら、餌の入ったカップに頭を突っ込んでいた。
こんな態勢で食事が喉を通るあたりはさすがだ。
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このクワガタは2005年の秋に会社の同僚から貰い受けたもので、今年で3回目の春を迎えたことになる。
たかだか虫一匹のことだが、付き合う年数が長くなればそれだけ愛着も深まる。


Posted at 22:01 | 雑記 | COM(0) |
2008.04.21

退院が決まった

明日、父が退院する。
予定通りちょうど2週間の入院だった。


Posted at 21:53 | 雑記 | COM(0) |
2008.04.20

麦とサドル

風に揺れる麦の緑が目に眩しい季節だ。
PA0_0006ラレーと麦



Posted at 22:44 | 自転車 | COM(2) |
2008.04.20

蟹と戯る

網と釣竿とバケツを持って、家族で有明海に遊びに出掛けた。
干潟に足を踏み入れ、泥だらけになりながら蟹とムツゴロウ獲りに夢中になった。
PA0_0020有明海で蟹獲り

収穫は、蟹が8匹とムツゴロウが4匹。
ムツゴロウの愛嬌のある顔を見ていたら、自然と口元が綻んだ。

PA0_0012有明海の堤防



Posted at 22:43 | 雑記 | COM(0) |